立体（３Ｄ）加工

こんにちわ。
鹿児島市上荒田町で刺繍のお仕事をしています。
ししゅうのハシモト（橋元ネーム）です。

作品事例集でも紹介しております帽子の刺繍、
その後お客様に立体的にできないか相談を受けました。
お客様のデザインはとても繊細で立体（３Ｄ）刺繍加工をするのには向いていないものでした。
その事をお伝えしましたところ、できるところだけでもしてほしいという事でしたので、
できるだけご要望にお応えできるよう型を修正・加工致しました。

↓こちらが、通常の刺繍（左写真）と修正後立体(３Ｄ)加工（右写真）した刺繍の帽子です。

中の文字は繊細で線が細く立体加工はできませんでしたが、外側の縁部分を立体加工にしました。
くっきりして目立つようになりました。

私たちはまずお客様のご要望を伺ったうえで、
デザインを見て刺繍加工のベストな方法をお客様に提案するのですが、
お客様の相談を聞いて初めて気づかされることも多くあります。
今後もお客様の要望をよく伺い、相談しながらご希望に寄り添った作品作りを提案していけるよう
努力していきたいと思いました。